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患者のみなさまへ

関節リウマチ・バイオサポートセンター

特色

 関節リウマチ(RA)治療における生物学的製剤は非常に有効性が高く、生物学的製剤を使用された患者さんの中には一定期間安定した後に薬をすべて中止しても病気が再発しない方もおられます。その一方で、生物学的製剤を使用すると半年間で数パーセントの確率で重篤な副作用が生じることも事実であり、その副作用の予防や起こったときの適切な対処も治療をする上で非常に重要です。このように非常に有効性の高いものの重篤な副作用が時に生じるリスクもある生物学的製剤あるいはJAK阻害薬などの新規治療薬を、患者さんと主治医の先生方に安全にそして安心してご使用していただけるように支援することを目指して、関節リウマチ・バイオサポートセンターが運営されています。2012年4月開設。
 日本リウマチ学会教育施設および高度救命救急センターの指定を受けている全診療科の揃った総合医療センターだからこそできる関節リウマチに関する高度専門医療を行っています。
 生物学的製剤あるいは新規関節リウマチ治療薬に関して、投与前の評価・投与中の評価・管理・合併症対策・救急受け入れなどを主に行っています。
 関節リウマチ・バイオサポートセンターは、免疫リウマチ科、整形外科、呼吸器内科、高度救命救急センター(救急診療科)、リハビリテーション科を構成診療科としていますが、ER(救急初期診療センター)、TCU・ICU・CCU・SCUといった重症治療室・心臓内科・腎臓内科・消化器内科・脳神経内科・血液腫瘍内科・外科系診療科を含めた全診療科、看護師・薬剤師・ソーシャルワーカーを含めた事務系職員と連携しチーム医療を実践しています(図1)。

当センターは以下のようなコンセプトで運営されています。 

  1. 安全・安心
    安全・安心な関節リウマチ治療を実現するために、生物学的製剤(バイオ)あるいはJAK阻害薬などの新規治療薬による関節リウマチ治療を総合医療センターとしてサポートします。
  2. サポート
    よくなりたいと願う患者さん、そしてそれを支える診療所・病院の先生、その人たちをサポートします。  
  3. 個別化治療
    ひとり一人にとって最適な治療選択
  4. 評価
    合併症・活動性・関節破壊・身体機能障害の評価
  5. 専門性
    日本リウマチ学会教育施設、高度救命救急センター、日本内科学会認定教育病院、日本呼吸器学会認定施設、日本救急医学会指導医指定施設、日本救急医学会専門医施設、日本整形外科学会専門医制度研修施設、日本リハビリテーション医学会研修施設、日本アレルギー学会教育認定施設
  6. 救急診療(救急受け入れ)
    2次と3次の両者の救急診療を行い、大阪府で3カ所しかない高度救命救急センターの指定を受けている総合医療センターだからできる、安全・安心なサポートセンター

 

図1

関節リウマチ・バイオサポートセンター独自ホームページ公開中

関節リウマチ・バイオサポートセンターについて、より詳しいホームページを公開中です。

主要疾患・病態

  1. 関節リウマチ
  2. 関節リウマチの合併症:合併症の検索・評価。合併症がある場合の生物学的製剤(バイオ)あるいはJAK阻害薬などの新規治療薬の選択・適応・禁忌の判断に関する検討。
  3. 関節リウマチに生物学的製剤(バイオ)あるいはJAK阻害薬などの新規治療薬の投与中に生じた副作用:感染症(肺炎・尿路感染症・消化器感染症・皮膚感染症・敗血症など)・間質性肺炎など。

主要検査

免疫機能検査、各種自己抗体検査、感染症に関する種々の検査、単純レントゲン、関節・腹部を含む各種エコー(超音波検査)、関節穿刺、CT、MRI、気管支鏡検査、呼吸機能検査、骨・腫瘍シンチなど。
他科との連携で、腎生検、筋電図、筋生検、神経伝達速度、カテーテル検査など。

診療実績

  1. 関節リウマチ診療に関しては、全ての患者さんにおいて原則1~3ヶ月ごとに疾患活動性及び身体機能の評価を行い(SDAI、CDAI、DAS28、HAQを使用)、治療の適正化を図っています。
  2. 2020年の外来の関節リウマチの実患者数は1481人であり(年次推移は図2)、生物学的製剤の投与は37%、JAK阻害薬の投与は2%の患者さんで行われていた。2020年における新規(新患)の関節リウマチ患者数は221人であった。
  3. 2012年4月~2020年12月までに生物学的製剤投与中の合併症による緊急入院患者数は185名であった。入院の原因となった合併症は、感染症(肺以外)38%、肺疾患37%、その他25%であった(図3)。病名として最も多かったのは細菌性肺炎23%であった。


図2

図3

お知らせ

 患者さんの待ち時間を短縮し、適切な診療を行うため、外来(通常はまず免疫リウマチ科外来を受診)は原則として「予約制」としております(救急診療を除きます)。みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。
  初診の患者さんも、これまでの治療経過が今後の治療にきわめて重要ですので、原則としてかかりつけの医師あるいはお近くの診療所から当センターの地域医療連携室を通して診察予約をおとりいただいての受診をお願い申し上げます。
※他医療機関からの紹介状(診療情報提供書)を何らかの事情でご用意いただけない患者さんも診療させていただきます。その場合は、これまでの経過(特に使ってきたお薬の名前、副作用の経験があればその内容を含めて)1枚以内の用紙にまとめてご記載をお願い申し上げます。また、ご予約でなくかつ救急でない場合は診察まで長時間お待たせしてしまうことがあることをご理解いただけますようお願い申し上げます。

学会認定

日本リウマチ学会教育施設、高度救命救急センター、日本内科学会認定教育病院、日本呼吸器学会認定施設、日本救急医学会指導医指定施設、日本救急医学会専門医施設、日本整形外科学会専門医制度研修施設、日本リハビリテーション医学会研修施設、日本アレルギー学会教育認定施設

スタッフ

以下のリンクをご覧下さい。

免疫リウマチ科
整形外科
呼吸器内科
救急診療科
リハビリテーション科

リンク先

リンク名称 URL
関節リウマチ・バイオサポートセンター https://www.gh.opho.jp/org/rheuma/index.html
高度救命救急センター・基幹災害医療センター http://www.osaka-pgmc.com/
日本リウマチ学会 http://www.ryumachi-jp.com/