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患者のみなさまへ

免疫リウマチ科

特色

 関節リウマチ(RA)を含めた膠原病と気管支喘息を中心とする成人アレルギー疾患に関して、専門的な立場から、そして全診療科の揃った総合医療センターの特徴を生かした診療を行います。
(1)関節リウマチ:生物学的製剤やJAK阻害薬を含む新規薬剤の導入、そしてメトトレキサートの用量の変更などで飛躍的に治療が進歩しました。高度かつ安全・安心な最新の関節リウマチ治療の実現のために、関節リウマチ・バイオサポートセンターを開設しています(下記)。
(2)リウマチ母性内科外来:妊娠(挙児)を希望される関節リウマチ患者さんの妊娠前・妊娠中・授乳中の期間に、安心して妊娠・出産と関節リウマチの療養を両立できるよう、産科と協力して専門的な診療をしています(下記)。
(3)喘息専門外来(成人):気管支喘息(喘息)治療の標準化、喘息発作患者さんの円滑な受け入れ、そして喘息死ゼロを目指しています。難治性喘息、アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息)、高齢者喘息、妊娠中の喘息管理、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症などの複雑な病態を含めて、国内外の最新のガイドラインを参考に、最適の治療を行います(下記)。
(4)膠原病(関節リウマチ以外):ステロイドや免疫抑制薬・生物学的製剤の使い方や感染症などの合併症の管理に関して、知識だけではなく豊富な経験を生かして治療させていただきます。また、これらの疾患は全身の多臓器に及ぶ病変を引き起こしますが、我々は全ての分野の専門医がいる当総合医療センターの特色を生かして他科と連携し診療を行っています。 いずれの疾患においても全身の合併症の評価を含めて一人ひとりの患者さんを総合的に診させていただいた上で、個々の患者さんにとって最適の治療を行っています。

関節リウマチ・バイオサポートセンター(独自ホームページもあります)

 関節リウマチ治療にきわめて有効性の高い生物学的製剤(バイオ)あるいはJAK阻害剤などの新規治療薬を、患者さんと主治医の先生方に安全にそして安心してご使用していただけるように支援することを目指しています。日本リウマチ学会教育施設および高度救命救急センターの指定を受けている全診療科の揃った総合医療センターだからこそできる関節リウマチに関する高度専門医療を行っています。2012年4月開設。
 生物学的製剤あるいは新規関節リウマチ治療薬に関して、投与前の評価・投与中の評価・管理・合併症対策・救急受け入れなどを主に行っています。
 関節リウマチ・バイオサポートセンターは、免疫リウマチ科、整形外科、呼吸器内科、高度救命救急センター(救急診療科)、リハビリテーション科を構成診療科としていますが、ICU・CCU・SCUといった重症治療室・ER(救急初期診療センター)・心臓内科・腎臓内科・消化器内科・神経内科・血液腫瘍内科・外科系診療科を含めた全診療科、看護師・薬剤師・医療ソーシャルワーカーを含めた事務系職員と連携しチーム医療を実践しています(図1)。

1.関節リウマチ・バイオサポートセンター独自ホームページ
2.関節リウマチ・バイオサポートセンターの診療実績

図1

リウマチ母性内科外来 (妊娠希望時・妊娠中・授乳中のリウマチ患者さんの外来)

 妊娠(挙児)を希望される関節リウマチ患者さんの妊娠前・妊娠中・授乳中の期間に、安心して妊娠・出産と関節リウマチの療養を両立できるよう、産科と協力し診療をしています。当センター内の住吉母子医療センター・生殖医療センター・その他の診療科と連携するだけでなく、必要に応じて国立成育医療研究センター、大阪母子医療センターにも相談して診療を行っています(図2)。2017年11月開設。

図2

喘息専門外来

 吸入ステロイドを中心とした炎症を治める治療に重点を置き、必要に応じて抗IgE抗体・抗IL-5抗体・抗IL-5受容体α抗体・抗 IL-4受容体α抗体なども導入させていただきます。当院内の呼吸器内科・救急診療科・ER(救急初期診療センター)・ICU(集中治療部)と連携し、最適な治療を行っています(図3)。2013年1月開設。

図3

免疫リウマチ科についての紹介動画

紹介動画をご覧になるには、こちらをクリックしてください。

主要疾患

1)多関節痛、原因不明の発熱や発疹、手指の腫脹、朝の手のこわばり、レイノー現象、繰り返す口内炎、原因不明の筋肉痛・筋力低下などの症状の原因精査・鑑別診断

2)膠原病および膠原病類縁疾患:関節リウマチ、悪性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症(全身性強皮症)、ベーチェット病、混合性結合織病、血管炎症候群(結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎など)、成人発症 Still 病、リウマチ性多発筋痛症、シェーグレン症候群、RS3PE症候群、強直性脊椎炎、反応性関節炎、乾癬性関節炎、IgG4関連疾患、自己炎症性疾患(家族性地中海熱、TNF 受容体関連周期性症候群 (TRAPS)など)、再発性多発軟骨炎、など。

3)気管支喘息・アレルギー疾患(成人)

主要検査

単純レントゲン、関節エコー、関節穿刺、腹部エコー、CT、MRI、骨・腫瘍シンチ、呼吸機能検査、呼気中一酸化窒素濃度(呼気NO:FeNO)検査。
他科との連携で、心エコー、頚部エコー、腎生検、筋電図、筋生検、気管支鏡検査、右心カテーテル検査。

診療実績

1.免疫機能検査、各種自己抗体検査、関節リウマチ診療に関しては、全ての患者さんにおいて原則1~3ヶ月ごとに疾患活動性及び身体機能の評価を行い(SDAI、CDAI、DAS28、HAQを使用)、治療の適正化を図っています。
2.2018年の外来の関節リウマチの実患者数は1354人であり(年次推移は図4)、生物学的製剤の投与は36%、JAK阻害薬の投与は1%の患者さんで行われていた。2018年における新規(新患)の関節リウマチ患者数は205人であった。
3.2018年の気管支喘息の実患者数は311人であった(発作入院で退院時かかりつけ医紹介は除く)。喘息予防・管理ガイドライン2018重症度分類・治療ステップ3以上の患者数は221人であった。吸入ステロイド(ICS)導入率は95%、吸入ステロイド薬・吸入長時間作用性β₂刺激薬(LABA)配合剤(ICS/LABA合剤)使用率は80%、分子標的治療薬(生物学的製剤)使用率は7%であった(図5)。コントロールができた後に、ご自宅近くの診療所に紹介していることが多い。
4.関節リウマチ、気管支喘息以外の2018年外来通院患者1497人の内訳は、SLE194人、血管炎症候群133人、全身性強皮症101人、多発筋炎/皮膚筋炎65人、リウマチ性多発筋痛症55人、混合性結合組織病45人、ベーチェット病33人、成人発症Still病23人、悪性関節リウマチ20人、その他の膠原病・アレルギー疾患828人であった(図6)。
5.2018年の当科の入院患者数は290人であり、その内訳は図7のように関節リウマチ30%、血管炎症候群17%、気管支喘息13%、全身性エリテマトーデス(SLE)8%、強皮症5%、悪性関節リウマチ4%、多発筋炎・皮膚筋炎3%、アナフィラキシー3%、その他の疾患17%であった。

図4

図5

図6

図7

診療科からのお知らせ

1)受診をご希望されます患者さんへ
 患者さんの待ち時間を短縮し、適切な診療を行うため、外来は原則として「予約制」としております(救急診療を除きます)。みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。
 初診の患者さんも、これまでの治療経過が今後の治療にきわめて重要ですので、原則としてかかりつけの医師あるいはお近くの診療所から当センターの地域医療連携室を通して診察予約をおとりいただいての受診をお願い申し上げます。
※他医療機関からの紹介状(診療情報提供書)を何らかの事情でご用意いただけない患者さんも診療させていただきます。その場合は、これまでの経過(特に使ってきたお薬の名前、副作用の経験があればその内容を含めて)1枚以内の用紙にまとめてご記載をお願い申し上げます。また、診察まで長時間お待たせしてしまうことがあることをご理解いただけますようお願い申し上げます。

2)他施設の先生方へ
 診断や治療にお困りの関節リウマチ・気管支喘息・膠原病あるいはその疑いの患者さんがおられましたら、当科までご紹介お願い申し上げます。鑑別診断をした上で個々の患者さんに最適な治療をよく検討して診療してまいります。また、可能な限り逆紹介で病診連携を発展させていきたいと考えております。

3)医学部学生、初期研修医、レジデント(後期研修医)、内科専攻医の先生方へ
 当科は日本リウマチ学会と日本アレルギー学会の教育施設の認定を受けており、最高水準の専門研修ができます。
また、当センターは、2次・3次の両方の救急診療を行っておりかつER部・TCU・ICU・CCU・SCUなどもあり、大阪府で3箇所のみの高度救命救急センターの指定を受けている施設です。母子医療センターと生殖医療センターもあります。多数の診療科のスタッフが協力し、常時高い医療水準で高いmotivationをもってチームとして診療をしております。このような患者さんにとっても医療スタッフにとっても最高の環境下で、共に働くことの喜びを味わうことができます。
 さらに当科の疾患は肺、腎臓、心臓、消化器、神経系など多臓器に病変をきたすことから、研修中に内科疾患を全般にわたって診ることになり総合的な力がつきます。学会発表も積極的に行っていただきます。関節リウマチ・バイオサポートセンター、喘息専門外来、リウマチ母性内科外来という専門外来も経験できます。最新の治療と合併症管理を学べます。充実した満足できる研修がおこなえるようサポートします。経歴を問いませんので、是非ご応募・ご連絡下さい。
また、当科は大阪大学医学部呼吸器・免疫内科と連携しております。

4)患者さん・ご家族向けの講演会のお知らせ

1)2019年 第13回リウマチ教室
 日時 2019年5月21日(火曜日):14:00~16:00
   場所 大阪急性期・総合医療センター 本館3階講堂
   プログラム
 1.関節リウマチ治療と感染症
  ~予防や薬について正しく知ろう~
               免疫リウマチ科医師 細川 貴司
 2.リウマチと栄養  
               管理栄養士     山根 泰子
 院内ですので事前申し込みは不要です。
 無料

(2)2019年 第14回リウマチ教室
 日時 2019年11月19日(火曜日):14:00~16:00
 場所 大阪急性期・総合医療センター 本館3階講堂
 プログラム
 1.リウマチでも健康寿命を維持しよう
                免疫リウマチ科医師  福井 潤
            
 2.リウマチでもロコモ予防で楽しい生活  
                理学療法士    長島 健太郎
 院内ですので事前申し込みは不要です。
 無料 

学会認定

日本リウマチ学会教育施設
日本アレルギー学会教育認定施設

スタッフ

写真職名医師名専門分野学会認定など
ふじわらひろし 主任部長 藤原 弘士
(ふじわら
 ひろし)
  • 関節リウマチ
  • 膠原病
  • 気管支喘息
  • アレルギー
    性疾患 
  • 内科学会総合内科専門医
    ・指導医
  • 内科学会近畿支部評議員
  • リウマチ学会専門医
    ・指導医・評議員
  • リウマチ財団登録医
  • アレルギー学会専門医
    ・指導医
  • 母性内科学会幹事
  • 大阪大学医学部臨床教授
  • 身体障害者福祉法指定医
    (肢体不自由)
  • 難病指定医
ほそかわたかし

診療主任

細川 貴司
(ほそかわ
 たかし)
  • 関節リウマチ
  • 膠原病
  • 気管支喘息
  • アレルギー
    性疾患
  • 内科学会総合内科専門医
    ・指導医
  • リウマチ学会専門医
    ・指導医
  • 難病指定医
ふくいじゅん 医員 福井 潤
(ふくい
 じゅん)
  • 関節リウマチ
  • 膠原病
  • 気管支喘息
  • アレルギー
    性疾患
  • 内科学会認定医・指導医
  • リウマチ学会専門医
  • リウマチ財団登録医
  • 難病指定医
  • 日本医師会認定産業医
ふなこしけんじ 医員 船越 健司
(ふなこし
 けんじ)
  • 関節リウマチ
  • 膠原病
  • 気管支喘息
  • アレルギー
    性疾患
  • 内科学会認定医
なかつぼだいすけ 医員

中坪 大亮
(なかつぼ
 だいすけ)

  • 関節リウマチ
  • 膠原病
  • 気管支喘息
  • アレルギー
    性疾患
  • 内科学会認定医
すずきたけひろ 医員 鈴木 健大
(すずき
 たけひろ)
  • 関節リウマチ
  • 膠原病
  • 気管支喘息
  • アレルギー
    性疾患
 
のむらこうじ 整形外科
副部長
野村 幸嗣
(のむら
 こうじ)
  • 関節リウマチ
  • 関節外科
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本リウマチ学会専門医
    ・指導医
  • 日本整形外科リウマチ認定医

リンク先

リンク名称 URL
関節リウマチ・バイオサポートセンター https://www.gh.opho.jp/org/rheuma/index.html
日本リウマチ学会 http://www.ryumachi-jp.com/
日本アレルギー学会 http://www.jsaweb.jp/
日本内科学会 http://www.naika.or.jp/
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