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患者のみなさまへ

脳梗塞に対する超急性期治療

脳梗塞に対する超急性期治療について

脳の血管が詰まって血流が流れなくなり、その結果脳細胞が壊死してしまう状態を脳梗塞といいます。一度壊死してしまった脳細胞は回復しませんが、血管が閉塞してもrt-PA静注療法(点滴で血栓を溶かす)や脳血管内治療(カテーテルで血栓を回収する)により、早期に再開通させることで、以前であれば死亡したり寝たきりになってしまっていたような重症の患者さんでも自立して自宅に帰れる可能性が高まることが複数の大規模臨床試験で証明され、広く行われる治療となってきています。

当院では、脳神経内科と合同で24時間365日治療を行える体制を整えており、近隣の病院・診療所や救急隊とも連携して積極的に取り組んでいます。

血栓回収療法では、脳動脈が閉塞した部分にカテーテルを用いてアプローチし、血栓を回収・破砕したりして再開通を図ります。