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病院紹介

臨床工学室

スタッフ

臨床工学室 室長 船橋 正夫

臨床工学技士(Clinical Engineer:CE)とは

主な業務として、生命維持管理装置の操作、医療機器の保守点検があります。生命維持管理装置とはその名の通り、患者様の生命維持のために使用される機器を指し、人工呼吸器や人工心肺装置、人工透析装置、補助循環装置などが含まれています。また医療機器に対して適切な保守点検を行うことで、機器の故障や動作不良などを発見し、医療事故を未然に防ぎ患者様に安全な医療を提供できるよう努めています。

2016年9月現在17名の臨床工学技士が在籍し、多種多様な医療機器を安全かつ効率よく使用できるように尽力し、患者様に質の高い医療を提供できるよう日々業務に取り組んでいます。

業務内容

当センターでは休日や夜間にも対応できるよう24時間体制で臨床工学技士が常駐していま。また、各臨床工学技士が幅広い知識・技術を習得するためローテーションにて各業務に関わっています。

透析室業務

血液浄化業務は臨床工学技士4名が担当し、人工透析室(14床)とICU・CCU・SCU・救急病棟での各種血液浄化療法(HD、HDF、CHDF、PE、DFPP、PMX、LCAP、GCAP、CART等)を行っています。(集中治療部門:年間約550件、透析室内での各血液浄化療法:年間約180件)
また、病棟の看護師を対象にした勉強会も随時行い、透析従事者研修および臨床工学技士の実習を受け入れています。

透析室業務 透析室業務 

手術室業務

OP室業務では主に心臓手術、脳神経外科手術、手術ロボットda Vinci、内視鏡を用いた手術の際に臨床工学技士が立ち会っています。またその他の手術で用いられる各医療機器の定期的な点検や、動作不良時の対応なども行っています。

  • 人工心肺装置
    心臓手術中は安全な手術を行うため、一時的に心臓の動きを停止させて手術を行います。その間、患者様の心臓は停止しているため、肺での酸素化も行われず全身への血液運搬も滞っている状態です。そこで患者様の心臓と肺の機能を代行することで患者様の生命を維持するのが、人工心肺装置です。
    この人工心肺装置の操作を臨床工学技士が行っています。また、人工心肺装置以外にも自己血回収装置、冷温水槽など手術に必要なさまざまな医療機器の操作も行い、円滑な手術の進行をサポートしています。

    人工心肺装置 
  • 手術支援ロボットda Vinci
    手術支援ロボットda Vinciは2012年6月より当センターに導入され、現在では腹腔鏡下前立腺全摘術を中心にda Vinci手術を行っています。臨床工学技士はda Vinciの使用前の準備や術中の外回り業務、保守管理を担当しています。

    手術支援ロボット
  • 経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)
    TAVIとは経皮的にカテーテルを挿入し、弁置換を行う治療法です。当院では、臨床工学技士が弁の準備や、補助循環や除細動装置の操作などの業務にあたっています。

    TAVI
  • 神経刺激装置
    脳神経外科の手術では脳や神経近くの操作を行いますので、患者様に麻痺やけいれんなどの後遺症が残る可能性があります。その後遺症を防ぐため、術中に神経モニタリングを行い、患者様の神経に異常が生じていないか術中確認しています。手術内容・手術部位によってモニタリングする対象が異なり、当院では様々な種類のモニタリングを行っております。 

心臓カテーテル検査室業務

 心臓カテーテル検査室は2016年現在2部屋稼動しており、カテーテルアブレーションやEPS(電気生理学的検査)、ペースメーカ植え込み術などを行う不整脈部門と、CAG(冠動脈造影)やPCI(経皮的冠動脈形成)、EVT(末梢血管カテーテル治療)などを行う虚血部門と主に2つの分野の医療を提供しています。

  • 不整脈部門
    心房細動などの不整脈治療を目的としたアブレーションを当院では年間400例以上行っており、近畿地方でも上位に入る件数の多さです。
    アブレーションでは3次元マッピング装置を使用するため、その機器の準備や操作を主に行っています。また焼灼時の温度調整や、焼灼具合などの監視も臨床工学技士の業務です。従来のアブレーションでは焼灼することで不整脈を治療しますが、冷却することで治療するCryoを今年度より導入し、我々の新しい業務となっています。
    またペースメーカやICD(植込み型除細動器)の植込みにも全例立ち会い、プログラマーを用いた技術提供を行っています。

不整脈部門

不整脈部門2

虚血部門

  • 虚血部門
    CAGやPCI、EVT施行時には、IVUS・OCTなどの画像診断装置の準備・操作や物品出しなどの外回りの仕事を行い、円滑な治療のサポートをします。また患者様が急変した際にはIABP・PCPSなどの補助循環装置や除細動装置などを迅速に用意して操作を行います。 

医療機器管理業務

院内には輸液ポンプや人工呼吸器、生体情報モニター、保育器といった病棟で使うものから電気メスや麻酔器、内視鏡装置など手術に使うものまで多種多様な医療機器があり、それらを安全に運用するために日々日常点検や定期点検を行っています。また、当院ではME機器管理システムを導入しており病棟との貸出業務や保守管理業務の効率化を図っています。

医療機器管理業務

医療機器管理業務

保育器