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患者のみなさまへ

障がい者外来

特色

 脳性麻痺や脊髄損傷のために身体障がいを有する方や、知的障がい等の心身障がいの方が、事故や他の疾病を突然に併発して診療を要する状態になった時に、かかりつけ医や、お近くの医療機関での診療が難しい場合に利用いただく専用の外来です。大部分の障がい者の方は、実際にはかかりつけ医による診療・医療管理を受けておられることが通例ですので、受診の必要は通常はないと思います。しかし突然に発症する疾病の多くは、障がい者ご自身の筋緊張を強めたり不穏状態を増長させてしまうため、一人の診療時間が制約された一般の医療機関では診療が難しい場合が珍しくありません。そのような場合には、お役に立てると思います。リハビリテーション科、整形外科、脳神経内科、小児科の4科の専門医が症状に応じて対応し、必要に応じてその他の専門診療科にも紹介し、総合医療センター全体として診療に当たることになっています。

主要疾患

  • 高次脳機能障がい
  • 脊髄損傷後遺症
  • 頭部外傷後遺症
  • 低酸素脳症後遺症

主要検査

 総合医療センターの専門診療科の有するすべての臨床検査機能が使えます。

診療実績

 2022年1月から同年12月までに延べ3,409名の患者さんが受診されました。受診された患者さんは頭部外傷や低酸素脳症、脳炎等を原因とする高次脳機能障がいや重度の知的障がいを持つ患者さん、また脊髄損傷の患者さんが多くをしめました。

スタッフ

職名・担当医師名専門分野
総括リーダー 土岐 明子 リハビリテーション科主任部長
脳・神経障がい 坂口 学 脳神経内科主任部長
障がい児 小垣 滋豊 小児科・新生児科主任部長
運動器障がい 西井 孝 整形外科主任部長
脳・神経障がい 澤田 甚一 脳神経内科
障がい一般 相澤 智紀 リハビリテーション科副部長
障がい一般 山中 緑 リハビリテーション科副部長
ハンセン病
青木 美憲
国立療養所邑久光明園

診療科からのお知らせ

●事前予約のお願い
障がい者外来は完全予約制です。地域の医療機関(紹介元)から、当センターの地域医療連携室に依頼していただければ、事前に診察や検査の予約(地域予約)が可能です。
 ※詳しくは、「医療相談」コールセンターまでお問い合せください。 

また、当センターでは、障がいのある方の思いを大切にし、府民の障がい者理解を深めていくため、「障害」の「害」の漢字をできるだけ用いないで、ひらがなで表記することとしています。 (例、障害者外来→障がい者外来)