患者さんの腎臓を守る
わが国の成人8人に1人が慢性腎臓病 (chronic kidney disease: CKD)と診断され、そのうち毎年おおよそ4万人が末期腎不全に陥り、透析療法が開始されています。CKDの進行は、単に腎機能の喪失のみならず、心不全や脳卒中などの心血管疾患 (cardiovascular disease: CVD)発症リスクの増加に繋がります。また、透析療法にかかる医療費の医療経済への圧迫も問題となっており、CKDの進行を抑え、透析導入を阻止することが、我々腎臓専門医に課せられた最重要ミッションです。
それぞれの患者さんにあった
最良の腎代替療法の選択
患者さん個々に合った腎代替療法を選択していただくため、当科では「腎代替療法選択外来」を実施し、月に2度専門医師による講義を行っております。
透析医療で医療費補助が受けられます。