大阪急性期・総合医療センター麻酔科研修プログラムのご案内
はじめに
本プログラムは、大阪急性期・総合医療センターを基幹施設とし、大阪府立病院機構が運営する病院群および大阪大学医学部附属病院での研修を中心としたプログラムです。患者の安全を第一に考え、質の高い医療を提供する麻酔科専門医を育成することを目的としています。一般的な症例の手術麻酔はもとより、心臓麻酔、胸部外科麻酔、脳神経外科麻酔、外傷麻酔、小児麻酔、小児心臓麻酔、産科麻酔、疼痛緩和治療、ICU研修など幅広いニーズにお応えします。
コースの概要
麻酔・集中治療領域における研鑽を通じて、急性期の重症患者管理に必要な知識と技術を学ぶことができます。同時に自ら症例担当・研究したことを論文・学会等で発表することも励行しています。
目標とする習得資格
厚生労働省認定麻酔標榜医
日本麻酔科学会認定麻酔認定医、専門医、指導医
日本集中治療医学会認定集中治療専門医
日本呼吸療法医学会認定呼吸療法専門医
日本心臓血管麻酔学会認定心臓血管麻酔専門医
日本周術期経食道心エコー認定試験(JB-POT)合格
など
長期目標
急性期医療の実践者として、医療の現場における患者の急変に際して、すばやく的確な処置を行えるようになるだけではなく、それを後進に指導できるようになるのが目標です。さらに、専門分野で活躍できるよう知識と経験を深めていくことも目標です。
募集人数
若干名
連携施設
大阪国際がんセンター、大阪はびきの医療センター、大阪母子医療センター
大阪大学医学部附属病院、川西市立総合医療センター、関西労災病院
診療科の麻酔件数、経験目標症例数(2024年度実績)
| 麻酔科管理全症例数 | 5385例 |
| 小児(6歳未満)の麻酔 | 30例 |
| 帝王切開の麻酔 | 156例 |
| 心臓血管手術の麻酔 | 289例 |
| 胸部外科手術の麻酔 | 100例 |
| 脳神経外科の麻酔 | 116例 |
診療科の指導体制
専門研修指導医6名、専門医4名
研修終了後
研修終了後の進路は、本人の希望を優先します。大阪府立病院機構が運営する病院群や大阪大学医学部麻酔科関連病院で引き続き活躍することも可能です。もし未定であれば相談していただければと思います。
令和8年度 麻酔科専攻医(レジデント)二次募集要項
| 応募資格 |
(1)令和7年度(令和8年3月)初期臨床研修修了見込み者又は、修了した者 |
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| 募集人員 | 麻酔科専攻医(レジデント) 若干名 | ||||||||
| 研修期間 | 4年以上 ※研修開始日は令和8年4月1日 | ||||||||
| 身分及び待遇 |
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| 応募手続 |
※採用試験の申込は以下の手続きとなります。 (1)提出書類 次の書類を提出して下さい。 ④現施設研修責任者の推薦状(院長・研修管理委員長・診療科部長などからの推薦状) ⑤卒業証明書(大学に発行を依頼してください) ⑥医師免許証コピー ⑦保険医登録票コピー ⑧臨床研修修了証またはそれに代わる修了見込証など ⑨緩和ケア研修修了証コピー(未受講の方は受講後すみやかにご提出ください) ※上記書類の内、一部ご準備にお時間や提出が困難な場合は、その旨のメモを他の書類とご一緒にご提出ください。
(2)応募書類提出 ※郵送の場合は、上記(1)の書類を一括して封筒に入れ、 封筒の表に「専攻医応募書類在中」と朱書きし、書留郵便等で送付してください。 (持参していただいても結構です:受付時間 平日9:00~17:30)
(3)書類提出期間 令和7年12月1日(月)~12月12日(金) (提出書類①~④については総長・病院長面談までにご提出ください) 日本麻酔科学会WEB登録期間 令和7年12月1日(火)正午~12月12日(金)正午 ※所定様式は上記のWORD形式もしくはPDF形式をクリックして使用して下さい。 |
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| 選考方法 |
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応募書類提出先及びその他問い合わせ
〒558-8558 大阪市住吉区万代東3丁目1番56号
大阪急性期・総合医療センター 研修教育室 専攻医採用担当
電話:06-6692-1201(内線7600)
メール:ishi_boshu◎gh2.opho.jp(◎を@に変換して下さい。)