股関節
股関節は足の付け根にある、骨盤と大腿骨とをつなぐ関節で、下肢と胴体をつなぐ部分であり、歩く上で非常に大切な関節です。
股関節が痛くなると歩く姿勢が悪くなり、歩くことや立ったりしゃがんだりすることが不自由になり、外出するのもおっくうになってしまいます。また腰痛の原因にもなります。
1.変形性股関節症
関節の軟骨が摩り減ることで起こる病気で、人工股関節の手術を受ける大半の患者さんがこの病気です。 臼蓋形成不全(股関節の骨盤側の受け皿の部分が浅い)や先天性股関節脱臼(赤ちゃんの時に股関節が脱臼する)のある方は軟骨が摩り減りやすく、早い人では30歳台から強い痛みが出て、 40歳台で軟骨が完全にすり切れてしまい手術が必要な状態になることもあります。痛みが軽いうちはお薬や運動療法(体操)などの保存療法(手術をしない治療)を行いますが、 痛みが日常生活やスポーツなどのレクリエーションに支障になると、次は手術療法が必要になります。 軟骨の摩り減りが少ない初期の段階であれば自分の骨を利用した手術(骨切り手術)で痛みが取れることがありますが、末期の状態になると痛みやこわばりが強くなり、人工股関節置換術が必要になります。 最近は70歳をすぎてから急に病気にかかる方が増えており、そのような方は痛みが強く手術が必要になる場合が多いです。
関節の隙間(軟骨層)が進行に伴い徐々に消失し、骨頭の変形を生じる。
2.特発性大腿骨頭壊死症

骨頭壊死症の
股関節のレントゲン写真
3.関節リウマチ

関節リウマチの
股関節のレントゲン写真