医学的適用による未受精卵子の凍結・保存治療開始のお知らせ
当センターでは、日本産科婦人科学会の承認を得て、「医学的適応による未受精卵子の凍結保存治療」を開始しました。
悪性腫瘍などに罹患し、外科的治療法、化学療法、放射線療法などを行うことにより、妊娠、出産を経験する前に卵巣機能が低下し、その結果、妊孕性(妊娠するための力)が失われると予測される場合、妊孕性を温存する方法として、がん治療前に未受精卵子の凍結保存を行うものです。
治療を希望される方は、担当医の紹介状が必要な場合もございますので生殖医療センターへお問い合わせください。
また、以前より精子および胚(受精卵)の凍結保存治療も行っておりますので、治療に関しては生殖医療センターへお問い合わせください。
生殖医療センター
直通電話:06-6692-0311 電話受付時間:平日9時~17時
未受精卵子、胚(受精卵)、精子の凍結・保存治療料金(例)
未受精卵子 | 卵採取術 | 約176,000円 |
凍結保存料 | 約51,000円 | |
凍結保存更新料(1年間) | 約35,000円 | |
胚(受精卵) |
凍結保存料 | 約51,000円 |
凍結保存更新料(1年間) | 約35,000円 | |
胚移植術 | 約78,000円 | |
精子 | 凍結保存料 | 約28,000円 |
凍結保存更新料(1年間) | 約17,000円 | |
精子成熟培養・媒精操作術 | 約30,000円 |
※あくまでも一例です。治療内容は個人差がありますので、詳しくはお問い合わせください。