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患者のみなさまへ

総合内科

特色

 総合内科では、医療の専門細分化や多様化が進む中で、症状や初期診療の段階でどの専門分野に属するかを判断しにくい患者の診療を、多分野横断的に診療する病院総合医の役割をもった内科診療を行っています。特に感染症診療を行う機会が多く、指導医が感染症医専門トレーニングを修めた総合内科専門医であるため、端的には「総合内科診療+感染症診療全般」に取り組んでいます。
 感染症においては全ての領域を広範囲に対応することを目指しています。診断不明のケースに対しては、入念精密な病歴聴取と身体診察を重視して行い、総合病院の充実した検査体制や各専門診療科体制を活用して、診断アセスメントと初期診療に精力的に取り組んでいます。当科では5床の入院病床と、総合内科外来を運営し診療にあたっています。総合内科外来では、近隣の医療機関からの紹介受診に随時対応させていただき、月曜~金曜の午前に事前予約の診察を行っています。予約なしの当日受診や急患に対しても必要や状態に応じて診察させて頂き、柔軟に随時対応するよう努めています。救急搬送での受診依頼に対しては、救急初期診療センター(ER)で応需し連携して積極的に診療にあたっています。可能な限り逆紹介に心がけ、病診連携に努め地域の診療機能向上に寄与することを目指しています。

主要疾患

具体的な対象疾患

  1. 不明熱
    原因が分かりにくく熱が続いているというのが、もっとも紹介の多いケースです。原因は感染症のことも感染症以外のこともさまざまあり、診断が容易でないことがしばしばあります。患者の状態に応じて入院と外来を使い分けて精査と診断に努めています。
  2. 感染症全般
    各臓器別または全身性の細菌・真菌・ウイルス・寄生虫・原虫など多様な感染症、性行為感染症(STD)、HIV感染症、結核(喀痰排菌のないもの)などに対応しています。輸入感染症(渡航から帰国後の発熱・下痢など)やその疑いに対しても積極的に対応しています。診断や状態に応じて、入院および外来で診療を行います。
    渡航関連ワクチンにつきましては、渡航前の受診相談で必要と判断される各種の国産(輸入でない)ワクチン接種について、取り寄せも含めて柔軟な対応に努めています。
  3. 原因のわからない貧血や血球異常
    一般内科としての診療能力でできる範囲での精査と診断を行っています(採血や骨髄穿刺まで)。あらかじめ血液・造血器腫瘍が明らかもしくは強く疑われるケースでは診断と治療には専門性が求められるため血液腫瘍内科を紹介受診していただくことになりますが、そのような場合以外では当科を受診して頂いて診断アセスメントを行います。
  4. その他
    多岐にわたる症状があり、原因や担当すべき専門診療科が分かりにくい場合や、診断困難な内科系疾患に対して、必要に応じて診療対応させて頂いています。自己免疫疾患疑い、内分泌疾患疑い、電解質代謝異常、悪性腫瘍随伴合併症、アレルギー症候、薬剤性障害、医原性疾患、多重合併症といったものが相当しやすいですが、診断してみると精神疾患や筋骨格系疾患も意外とみられます。 

 診断アセスメントがされ、各診療科での診療継続が必要と判断されるケースは各診療科へ紹介しています。地域の他医療機関や診療所でも治療や通院フォローが可能と思われる疾患については、積極的に逆紹介をして継続診療を御願いしています。

受診に際してのお願い

 当科を受診されるまでに他の医療機関で診察・検査・投薬がされている場合がよくありますが、それらも病気の診断のヒントとなる重要な情報となりますので、それまでの薬剤処方履歴や詳しい診療情報を頂いたうえで当科を受診されるようお願いいたします。

 近隣の医療機関から御紹介で予約での受診をして頂く場合におきましても、やはりそれまでの検査結果や投薬の履歴が重要な情報となり、時には診断に必要な検査が既に出来ている場合もありますので、できるだけ詳しい診療情報提供を頂けますようお願い致します。こちらから必要な情報を問い合わせさせて頂くことも多々ありますので、ご協力の程よろしくお願い致します。

 また、ヒト-ヒト感染をする感染症が予め想起され疑いに挙がる場合は(麻疹、風疹、水痘、流行性耳下腺炎、インフルエンザ、肺結核など)、外来で診察待機をする段階で院内感染防止対策を行い、他の受診患者の迷惑にならないよう十分に注意して診療を行う必要がありますので、必ず前もって連絡頂けますようよろしくお願いします。

 他の診療科に入院中や通院中の患者さまでも、総合内科が対象とするような合併症や、感染症や感染症を疑う状態となっている場合に、必要に応じて各主治医の先生方からご相談を頂き、診療の協力にあたらせていただいております。

主要検査

特に総合内科に特有の検査方法はありません。問診や身体診察による初期情報収集に基づいてアセスメントしたうえで、採血、各種培養検査、検体グラム染色、骨髄検査、胸水検査、腹水検査、髄液検査、エコー検査、CT、MRI、血管造影などを疾患の診断や評価の必要に応じて、適切に使い分けることを心がけています。

診療実績

当科を開設した平成24年度から平成29年度末までの6年間では、外来の新規初診は3630例、他医療機関からの紹介受診は2020例(56%)、感染症ケースは1636例(45%)でした。6年間の入院受け持ちは入院後他科転科を含めて延べ891例、感染症ケースは642例(72%)でした。平成29年度1年間の他診療科入院患者の院内コンサルトは434例で、年々増加しています。
 かなり幅広い症状と病態に対応しているため、実際に診断し診療にあたった病名は500以上にわたります。感染症はウイルス感染症、細菌感染症の全般が主ですが、入院は尿路感染症や蜂窩織炎、脊椎炎や心内膜炎、菌血症や敗血症の状態が比較的多いです。肺外結核のケースも少なくないのが特徴です。HIV感染症はまだ数は多くはないですが積極的に受け入れており、その数は徐々に増えています。渡航帰りの感染症も積極的に見ており、渡航前のワクチン接種や受診相談も受け付けています。マラリア、デング熱などの数は少ないですが積極的に診療するよう心がけています。 

学会認定

日本内科学会専門医制度 研修施設
日本感染症学会専門医 研修施設

スタッフ

写真職名医師名専門分野学会認定など

おおばゆういちろう


部長
大場 雄一郎
(おおば
 ゆういちろう)
  • 感染症全般
  • HIV感染症
  • 渡航医学
  • 院内感染対策
  • 一般内科学
  • 呼吸器内科
  • 日本内科学会総合内科専門医・指導医
  • 日本感染症学会専門医
  • ICD認定医
  • 熱帯医学・衛生学ディブロマ(米国)
  • 国際旅行医学会旅行医学認定TM
  • ACP(米国内科学会)会員
  • 日本感染症学会
  • 日本環境感染学会
  • プライマリ・ケア連合学会
  • 日本呼吸器学会

ふるかわまきを

副部長

古川 牧緒
(ふるかわ
 まきを)

  •  一般内科学

 

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本内科学会総合内科専門医
  • 日本リウマチ学会リウマチ専門医

おおくらたかゆき

診療
主任
大倉 敬之
(おおくら
 たかゆき)
  • 感染症全般
  • 一般内科学
  • 日本内科学会内科認定医
おおひさたかひさ 医員 大平 貴久
(おおひら
 たかひさ)
  •  一般内科学
 

診療予定表

外来診療予定表 

総合内科の場所

総合内科は他の外来のある本館とは別の建屋(新外来棟)にあります。お手数ですが、1番外来奥の出入り口からいったん外へ出て、新外来棟へお越し下さい。(詳しくは、こちらの案内図をご覧下さい。)

 

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