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医療関係者のみなさまへ

がん地域連携パス

地域連携パスの連携医登録について

★大阪府下のがん診療連携拠点病院の地域連携パス作成と導入:今までの経緯
がん対策基本法(平成18年法律98号)に基づくがん対策推進基本計画(平成19年6月閣議決定)では,全国どこでも質の高いがん医療を受けることがで きるよう,がん医療の「均てん化」が掲げられており,その実現に向けて地域がん診療連携拠点病院の機能の充実強化や診療連携体制の確保などの整備が進めら れています。さらにがん診療連携拠点病院の整備に関する指針(平成20年3月)により,がん診療連携拠点病院が我が国に多いがん(5大がん:胃がん,大腸 がん,肺がん,乳がん,肝がん)等に関する地域連携クリティカルパス(地域連携パス)を早急に整備することが目標にあげられました。
がん診療における地域連携パスは,がん医療の質の保証と安全・安心の確保を図りつつ,地域医療機関の機能分担,役割分担を図ることを目的とした診療連携のためのツールとして用いられるべきとされています。

★連携医登録について
すべてのがんに登録していただくのではなく,ご専門に応じて選択して頂き,前もって登録をお願いします。先生のお近くの患者さんが,当センター治療後に地域連携パス適用となった際に,当センター(主治医)からお願いすることになります。
また,平成22年度の診療報酬改定に伴い,計画策定病院は「がん治療連携計画策定料, B005-6-1」,連携医療機関は「がん治療連携指導料B005-6-2」として300点が診療報酬で算定されることになりました。従って連携医療機関 におきましては,患者さんごとに作成された治療計画にもとづいて診療をご提供いただき,その際に計画策定施設である拠点病院側に患者さんに関する診療情報 (病状報告,連絡・相談事項なども含む)をご提供いただく際に算定が可能となりました。  
計画策定施設への情報提供の頻度は基本的には治療計画に記載された頻度に基づきますが,患者さんの病状の変化等により,計画策定施設である拠点病院に治療方針などの相談・変更が必要な場合にも,その情報提供の際にも算定が可能です。
ただし,以下の点にご留意下さい。
1) 本指導料は最大月1回までしか,算定できません。
2) 本診療情報を提供いただいた報告書は,必ず写し(控え)を連携パス診療計画書とともに診療録に貼付しておいてください。
なお、貴院の近畿厚生局への施設基準の届出「がん治療連携指導料」(B005-6-2)は、全て当センターで行わせていただきます。翌月1日以降,連携 パスを使用した患者さんに本指導料を算定開始していただけます。(近畿厚生局への届出は、当センターへの返信FAXで完了です。それ以外に貴院では何もし ていただくことはありません。)

がん診療地域連携パスの登録送付先及びお問合せ先
担当 事務局医事グループ
電話 06-6692-1201(代表)
FAX 06-6606-7003

登録医希望書(PDF)

がん地域医療連携パス参加にあたって

がん地域連携パスの種類

当センターでは、大阪府下のがん診療拠点病院で構成されている「大阪府がん診療連携協議会がん地域連携パス部会」で作成された以下のがん地域連携パスを導入しています。

パスがん種パス名
肺がんパス 非小細胞肺がん 手術後フォローアップパス
術後補助化学療法パス
胃ガンパス 胃ガン 手術後フォローアップパス
術後補助化学療法パス
大腸がんパス 大腸がん 手術後フォローアップパス
術後補助化学療法パス
乳がんOABNパス 乳がん 手術後フォローアップパス
術後補助内分泌・化学療法パス
肝がんパス 肝細胞がん 手術後フォローアップパス
前立腺治療パス 前立腺がん 手術後フォローアップパス
膀胱がんパス 膀胱がん 手術後フォローアップパス
緩和パス がん がん疼痛緩和パス

大阪府ガン情報コーナー